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  • 困難なことは、さっさとやり終えて、不可能だと思えることに時間を使う。

    困難なこととは、つまり、やりかたがわかっていること。

    やりかた、やるべきことがわかっているから、困難を感じる。

    山登り初心者が、富士山とエベレスト登頂プロジェクトを任されたとしよう。

    初心者なら、富士山は困難だなぁと思うし、エベレストとなると検討もつかなくて困難とも思えない。

    となれば、さっさと富士山を登ってしまうのが賢い時間の使い方。

    それは、まぁいいとして。

    問題は、困難だなぁと思っていることを後回しにして、困難でもなんでもないことをやってしまうこと。

    まとめると、

    ●困難でもなんでもないことを、わざわざやろうとしないこと。
    ●困難なことは、さっさとかたづけるべし。
    ●不可能と思えることに十分時間を使おう。

    という3つ。

    さて、ここまでは、プロジェクト管理におけるオーソドックスな時間管理術。

    ここからが重要。

    間違えちゃいけないのは、

    ★できるだけ好きなことを選択しているか?

    ということ。

    富士山/エベレスト登頂プロジェクトがある・・・といっても、そもそも登山が好きなのかどうかがいちばん重要。

    できれば、登山が大好きなほうがいいのはまちがいないが、「いま任されているのがたまたま登山プロジェクトなので好きでもなんでもない」という場合もある。

    この場合、少々、ややこしくなってくる。

    というか、対処法がいくつかある。

    (1)やめて好きなことをやる
    (2)やるべきプロジェクトの好きな面を見つける
    (3)好きだと信じてみる

    好きなことがわかっていて、いまやっていることが好きでないなら、速攻、好きなことをすればいい。

    困難なこととか、不可能にチャレンジしててもしょうがないし。

    その意欲は、好きな分野で活かしたほうがいい。

    好きなことがいまいちようわからん・・・けど、いまやっていることも好きとはいえん・・・という場合は、好きな面を見つけることからはじめる。

    できれば登山の好きな面を、無理なら、オフィスにかわいい異性がいるとか、しごと中に好きな音楽を聞いていられるとかでもかまわない。

    それも無理、環境もすぐに変えられそうにないなら、「それが好きだと信じてみる」というのもある。

    どういう状況かわからんが。

    たとえば、ダライ・ラマみたいな感じで、生まれながらにあんたはダライ・ラマなんですみたいのとか。

    「いや、俺、ITが好きだから、ダライ・ラマやめます」といえなくもないのかもしれないけど。

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  • プロジェクトを盛り上げるのに、どれくらい結果を重視すればいいか?

    結果は、あくまでも道しるべ。

    ようは、向かってる方向、行きたいところがわかっていさえすればいい。

    カーナビでいえば、目的地は、1点決めておけばいい。

    あとは、どこをどちらに曲がるかという都度の決定をすればいいだけ。

    今現在、重要なことをほったらかして、目的地についたら楽しもう、しあわせになろうと思っても、無理な話。

    家族とか友人とかで旅行に行くとして。

    旅先に着くまでは、どんな険悪なムードでもいいから、とにかく着いたら楽しもう・・・と思っても無理。

    目的地があるだけ悲劇が増える。

    「目的地に着きさえすればなんとかなるだろう」と思っていると、

    人を出し抜こうとしたり、手段が強引になったり、険悪なムードが蔓延したりするしね。

    どれだけ残業しても、多少強引な営業をしても、しかたないでしょってことになる。

    そういうプロジェクトマネジメントだと、限界が見え見え。

    目標を達成しても、虚しさが勝つ。

    友人と海へ遊びにいくのに、なにも競い合う必要もないし。

    日どりと集合場所さえ決まってれば、たいてい目的地には集まれるから、結果は一度決めてしまえば、あれこれ考える必要はない。

    現地集合で行きたい人もいれば、たくさんの人で向かいたいという人もいるから、それぞれのペースで考えてすすめればいいだけのこと。

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  • たとえば、大学受験。

    勉強時間の配分で、国語2時間、算数2時間、英語1時間・・・

    こんな時間配分で、偏差値の高い大学に合格する人は・・・、まず、いない。

    偏差値の高い大学に合格することがいいかどうかは、べつとして。

    望む結果を出したいときに、こういう時間配分/管理は、きわめて非効率的すぎる。

    その日1日をどれだけ集中して生きたかが重要で、なにを何時間やったかは、それほど重要ではない。

    名作を残すアーティストにしても、偉大な発見をする人にしても、時間管理をしているとは考えられない。

    集中力を管理、コントロール、あるいは調整できる能力がとても重要になる。

    といっても、集中力を自在にあやつるというのは、ヨガの達人とか禅のマスターとか合気道の達人とか・・・相当熟練した能力が必要になる。

    そういう人たちは、知る限り、たいてい60歳を超えている。

    そこで、卓越した結果を残す人がやっている集中力管理のもっとかんたんな方法が、場所管理

    アーティストならアトリエとか収録スタジオなどがあり、

    スポーツ選手なら、スタジアム、競技場があって、

    いつも1つのことに集中できる場所が確保されている。

    よく管理された神社に行けば、神聖な気持ちになってこころがおちつくということのもあるしね。

    集中できる環境づくりは、望む結果をだすためにはとても重要ということ。


    さて、ここで、もっともたいせつなことは、

    集中できないときは、その場所から離れること。

    Google社には、ビリヤード台があったり、アミューズメント施設があって、いつでも利用できることは有名ですが。

    気分が乗らないときは、デスクでしごとをしているより、ビリヤードでもやったほうが、よほど効率がいい。

    デスクは、集中しているときにしかいない場所になって、ますます集中できる場所になっていく。

    しかも、気分が乗らなくてしごとから離れるときは、できるだけ遊んだほうがいい。

    遊びは、人間の集中力を高める効果的な行動の1つだから。

    回復した集中力でしごとにもどれれば完璧。

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  • どんなプロジェクトも「いつ」「どうある」のかが、段階的にある。

    30日後に新サービスをリリースするとか

    明日、部屋をきれいにするとか

    1週間後にマラソンに出場するとか

    今年は、300冊、本を読むとか

    魔法のランプから出てきた魔人に、「掃除しといて」「はい、ご主人様」ってなっても、ぜんぜん、掃除されないので、魔人に聞いたら「ご主人様、10年後でいいのかと思ってました」ってなるのは面倒だし。

    つまり、期日と状態が明確なものをプロジェクトという。

    で、やってはいけないのは、作業量から期日を決めること。

    作業量から、期日を決めるということは、知識や経験から作業時間を見積もることになる。

    これをやると、現状の知識や経験から逃れられなくなる。

    マラソンを6時間で完走すると決めれば、おうおうにして6時間かかる。

    要点は、「何時間で走りたいのか?」ということ。

    もちろん、早ければ早いほうがいいとか、30分で完走したいとかあるかもしれないけど。

    ぎゃくにいうと、チームが本気になれる期日設定がもっとも楽しい。

    だから、期日について、自分(プロジェクトマネージャーやチーム)の本音を真剣に考えることが重要。

    そう考えると、長過ぎても短過ぎても楽しくない。

    「みんな30年後にエベレスト登頂しよう」といっても(いくら登山が好きな)チームでもまとまらない。
    「みんな明日、エベレストに登頂しよう」といってもチームはまとまらない。

    チームがまとまって、本気にとりくめる期日というのがかならずある。

    ここで、また、話がもどる。

    「じゃぁ、結局、作業量から適切に見積もればいんじゃないの?」ということ。

    やってみましょう。

    ●エベレスト登頂に必要な体力づくり(1日3時間の有酸素運動)
    ●道具をそろえる(必要資金700万円/1人を確保する)
    ●エベレストの登山許可をとる(そのために、5大山を登頂する(1山/年で計5年))
    ●登山技術を身につける(初期訓練4ヶ月)
    ●現地シェルパのコネクションづくり

    平行して、実行すれば、5年と4ヶ月です。

    とかいっても、まず、10年かかっても登頂できない。

    そんな作業を見積もるより、

    「3年で登頂しよう」と決めたほうがプロジェクトが完成する見込みは高い。

    この場合、無意識でも脳は、「3年で登頂するためにすべきことは?」という答えを見つけようとするしね。

    というわけで、結論。

    作業にかかる時間から見積もったプロジェクトは、完成しないか、大幅に遅れる。

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