• キヤノンの一眼レフ・レンズで品質の高いものには、赤い線が入ってる。

    canon ef24mm f1.4L ii

    つまり、赤い線が入ってたら、それは、
    キヤノンといたしましては、現時点での最高品質で、やれるだけのことはやりました、
    ということを意味する。

    キヤノンのレンズが、そもそも高品質なのかどうかは、ここからはわからないが、
    とりあえず、キヤノンのなかでは最高なんだというはわかる。

    そして、実際に、
    「赤い線の入ったレンズを使ってみたい」という多くの欲求を引き出している。

    もちろん、反面、
    「儲け主義」と言われることもあるけど。

    ここでややこしいのは、
    「じゃぁ、別のメーカーがおなじことをやって成功するのか」
    というと、当然、成功するとはかぎらない
    ということ。

    実際にブランディングやマーケティングを成功させるには、
    試行錯誤と、地味で地道な活動が必要。

    だけど、考え方は、かんたんなこと。

    すぐれたサービスを開発しつづけること。
    シンプルでわかりやすくつたえること。

    これだけ。

    そこで、知っておくと便利なポイント。

    「すぐれているというのは、
     おとっていることを意味する」

    ということ。

    ここをおさえておけばOK。

    F1マシンは、
    サーキットですぐれた性能を発揮するけど、
    1レースごとにメンテナンスが必要。
    そればかりか、レース中に壊れることもしばしば。

    ゴルフのすぐれたドライバーでも、
    18Hぜんぶドライバーだけでまわるというわけにはいかない。
    遠くに飛ばすことに特化すれば、できないことも鮮明になる。

    最高の恋人に出会ったと思った1ヶ月後、
    地獄を見るみたいなこと。

    すぐれたサービスを開発する
    というのは、
    ときに、とんでもなく劣ったサービスを
    つくっていることとおなじであるということ。

    さて、
    シンプルでわかりやすく、という2点目の注意点は。

    シンプルでわかりやすくつたえるには、
    正確に説明してはいけない、
    ということ。

    これ、重要。

    あますことなく正確につたえようとすると、
    たいてい失敗する。

    だれにも興味をもってもらえない。

    人間は、欠けてる情報がないと
    興味をもてないようになっている。

    キヤノンの赤い線は、とりたててなにも説明していない。
    実際、どれくらい高品質なのかなどは、赤い線では、当然わからない。

    誤解も発生するけど、
    丁寧に説明して興味をもってもらえないのでは意味がない。

    丁寧に説明するのは、
    マニュアルとかをしっかり整備すればよくて、
    それは、ブランディングやマーケティングの範囲ではない。

    シンプルにわかりやすくつたえるためには、
    つたえるべきこと以外をすべて割愛することがたいせつ。

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